胃カメラの上手な飲み方
どうすれば胃カメラが楽にできるのでしょうか?
そもそも胃カメラが苦しい理由は『咽頭反射』という、神経反射があります。口を開けて、指をのどの奥にもっていくと『おえ!』となりますね。これが咽頭反射です。歳をとってくるとこの咽頭反射が弱くなるので、検査も楽になります。少しでも楽に検査ができるように、参考にして下さい。
楽な服装でうける 自分の好きな音楽テープを持ち込む
ウエストの締まった服で検査を受けると、胃に空気を入れて膨らましたときに、おなかが苦しくなります。 病院によっては、心をリラックスさせるために、内視鏡室で音楽を流しているところがあります。日頃、リラックスしながら聞いているテープやCDを持っていってかけてもらいましょう。
実際はどうするの?
麻酔の仕方
  • 始めに、まず胃の中を見やすくするため白い液を飲んで頂きます。
検査の手順で示したとおり、あらかじめゼリーを5分から10分含んでのどの麻酔をするのですが、この時にできるだけ奥の方を麻酔しておきます。つまり、首を後ろに反らし、天井を見ながらゼリーをできるだけ口の奥の方にためておきます。さらに咽頭反射が強いと思う方は、長めに含んでおきます。10分くらい含んでおく方がよいでしょう。麻酔の効きが良ければ、かなり楽になるはずです。
  • 次にノドの麻酔をします。スプーン一杯のゼリーを口の中に入れノドの奥にためておいて下さい。
  • 次に胃の動きを和らげる注射をします。
のみこむ練習をする
検査の中で皆さんが一番苦しむのが胃カメラを飲み込むときです。食道の入り口は、ものを飲み込もうとするときに開きます。胃カメラを飲むときも一緒で、飲み込む動作をすることによって食道の入り口が開き、カメラがスムーズに入っていきます。逆に、『おえ!』となったときには食道の入り口は閉じ、いくら頑張ってもカメラはノドを通りません。イメージトレーニングをしておきましょう。体の力を抜くことも大切です。
  • 胃カメラを飲んで頂く前にもう一度麻酔のスプレーをノドにします。(にがいです)
  • 検査を始めます。検査は観察だけでしたら5分位ですが、病変の一部をつまみとり、組織の検査をしたりして10分から15分位かかる事もあります
つばを飲まない
通常、胃カメラは食道・胃・十二指腸を観察する検査ですが、その際にポリープ、潰瘍などの病変が発見された場合、生検を行なうことがあります。
検査中に口の中にたまったつばを飲み込むと、必ず気管にはいってむせます。一旦むせると検査どころではなくなりますので、つばはどんどん口の外に出してしまいましょう。
生検とは何?
生検とは病変粘膜の一部をつまみとることを言い、病変の診断、良性・悪性の診断、炎症の程度を調べるのに必要不可欠な検査です。

生検の際に、粘膜から少量の出血を起こします。通常はそのまますぐに出血はとまります。しかし、出血がとまりにくいと判断された場合は止血剤を散布し、止血することもあります。ごくまれですが、それでも止まりにくい場合は、出血している粘膜に針で止血剤を注入したり、他の方法で止血のうえ、経過観察のため入院していただくこともあります。

なお生検の結果は1週間から10日ぐらいかかりますので、後日必ず外来受診して下さい。
検査が終わりましたら、視察をした写真をみて頂きながら簡単に説明をさせて頂きます。この際に、病気の部分のフィルムのプリントをお渡し致します。口は水でゆすいで頂いてもかまいませんが、口からノドにかけて麻酔をかけておりますので、検査終了後より1時間程度は、しびれた状態が続きますので何も食べないでお待ち下さい。その後水を少し飲んでみられ、せきこんだりせず普通に飲めましたら食事をして頂いて結構です。検査終了後、時にお腹がはったり、目がかすんだり、眠くなったり、気分が悪くなる事がありますが、その場合は必ず申し出て頂き、クリニックで休まれてからお帰りになるように致します。

又、帰宅されてから体調に変化がありましたら、クリニックまでご連絡下さい。
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